Bricoの放浪記

ガンを乗り越えて、ゆる〜〜く旅する生き方を選んだ 旅と免疫力アップの日々のブログ

海外で交通機関を乗り間違えたら! その1

今日、歯医者さんで待ち時間に雑誌を見ていたらノルウエーで長距離の船に乗り間違えた(1日1本しかない船に逆方向に乗り間違えたという)顛末の話があった、私も何度か列車などの乗り間違えや乗り換え間違いで泡をくった経験があります。

直近では今年の6月 アントワープからアムステルダム行きの電車に乗り間違えた長い1日の物語。

その日 早起きをして旧市街に出掛けて聖マリア大聖堂を見て(素晴らしい教会ですフランダースの犬に出てくるマリア像があります)

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朝10時アントワープ発のインターシティーでアムステルダムに行くつもりでした、30分以上前に駅について地下4階のホームにで何度もアムステルダムいきのホームであることを確認して待っていました。普通ヨーロッパで始発の列車は30分くらい前にはホームに入ってきて客を乗せて時間が来たら(ぴったりの定時でなく)突然扉が閉じて走り出すというパターンが多いのですがなかなかホームに列車が現れずちょっと心細く待っていたら10時7分前にホームに入ってきました、やれやれと乗り込み 長距離列車の割に随分シンプルだなぁ〜なんて思いながらシートに座った途端 何の前触れもなくドアが閉まって走り出した!!!え〜 6分前なんですけど〜、不安な気持ちで近くにいた少年少女の一団に

これってアムステルダム行きですよね?と聞いてみたら

NO!

どうしたらいい?という問いかけに喧々諤諤、〇〇まで行ってそこから乗り換えたらいいとか否それより〇〇でどうしろとか、結局のところアントワープまで戻って急行に乗った方が良いという事で次の駅で降りました、降りた駅は まったくの どマイナー駅で無人で 反対側ホームに行く通路がない、線路を横切ろうかとも思いましたがもし反対側のホームに上がれなくてそこに電車が来たら?と思うとそうもできない (線路がちょっと掘り下げたような作りになっていてホームまでの高低差があったのです)だいぶ離れた所に自動車道路の高架があり、そこに歩道橋があったのでとにかく反対側のホームに行って折り返しの電車に乗らないとと走って歩道橋までいって駆け登りそして逆方向ホームにたどり着いたのです。

息急き切ってホームにたどり着いたものの反対方向の電車はなかなかやって来ず 歩道橋を渡る頃から降り出した雨の中(ホームに天井はなく)時刻表も無ければ人もいない、随分経ってからようやく来た電車でアントワープに戻ったら10時40分でした。

もう一度駅1階で時刻表を確認して、11時にアムステルダム行きが 同じホームから出るのを見てから地下4階のホームで待ちました。

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今度は間違わないぞ〜〜やっぱり11時7、8分前に電車がやって来て乗らずにいたら、そのまま発車し、直後に立派な車両が入ってきた、これだこれだ〜と思いながらもこれはアムステルダムに行く列車ですか?と乗る人に尋ね、座ってからも隣の席の人に聞いて 列車は定刻通りに発車しました。

やれやれひと安心 駅で買ったパンをだして 食べながらのんびりアイフォンで音楽など聴いていたら改札の乗務員さんがやって来た、ごそごそ切符を出して見せたら 顔が曇った、

え?この車両は1等なのですか?とたずねたら、

いえ貴方は間違っていますという、

いったい何の事???

これはアムステルダムに行く列車でしょう?  

貴方は間違っています、会社が違います、この切符はインターシティーの切符です、この列車はタリスです!

えっ?どうすればいいのですか?

次の駅で降りて下さい! 次はロッテルダムなので 必ずロッテルダムで降りてください。

えっえっえ〜〜!!!!

日本だと ない事ですがヨーロッパだと同じ線路に違う会社の運営する車両が走るのです、JRと小田急線や東急が同じ線路を走るという感じです。

なーんとアムステルダムにはたどり着けずロッテルダムで降りる事になりました。

トホホ〜!、でもこの日はもっとトホホの事が待っていたのです。

(明日に続く)