Bricoの放浪記

ガンを乗り越えて、ゆる〜〜く旅する生き方を選んだ 旅と免疫力アップの日々のブログ

悪環境が教えてくれる 幸せ

今日は 明るくなる前から目覚めていた、

夜が明けるころには 5日間重く垂れこめていた雲がまばらになり 朝日がさして青空も見れた。歯を磨きながら やはり早起きしていた女の子と「お天気になって良かったね~」と声を掛け合った、

ものすごく厚いダークグレイの雲に覆われて毎日を過ごしていたので 薄雲の間から見える青空は きれいだ。

その子は 先週到着したばかりの 新メンバーで、透けるように色白でか細く 血圧が70/30しかないという 見るからに虚弱体質 周りから大切に大切に育てられてきたという感じの子で 朝からせっせと何度もお湯を沸かしてバケツにためていた、

私は朝一番で 洗濯を始めて 皆が起きだす前に干し終えた、そのころシャワールームから先ほどの 色白虚弱体質娘が 出てきて 

「ヤバ~ チョー気持ちいい!」とさけんでいた どうやら水が冷たくてシャワーを浴びれなかったので お湯をうめながら 沐浴をしていたらしく、多分 ちょっと前までにはそんなことで 喜びを感じるような生活はしていなかったと思う。

 

朝食後 ①ドミメイトから聞いたコピーのできるカフェ と ② 年始の休日明けに移り住むつもりで 予約を入れたホテルを下見 (価格重視で 一番安い そこから歩いて通学できる範囲のホテルなので ちょっと見るまでは心配・今なら 無料でキャンセルできる)に出かけた。

いつもの幹線道路(クイーンズロードという)を西に 歩き 

カフェは見過ごしてしまったが 

20分くらい歩いて そのホテルにたどり着いた ま、 ホテルといってもアパートみたいなもので 住宅地に建っている 辺鄙だから安いのだろう、

敷地内に入って 声をかけて 従業員を探した、

掃除をしていたスタッフが 対応してくれて、1月に予約を入れているので部屋を見せてほしいということと、ブッキングコムでは長期の予約を入れられなかったので できれば 月単位で安くしてくれれば 3月まで滞在したいということを告げた

 部屋は案内して中を見せてくれたが 予約に関しては マネージャじゃないとわからないと言われた、

案内されているときから (結構、きれいにしてあるじゃん)とか (おっ 洗濯機もある!)とか思いながらついてゆき 二階の小さな部屋に連れていかれた こじんまりシンプルな部屋だったけれど 寮で2週間 過ごした間に超低レベルの住環境に置かれていたので、( あ、床がピカピカ! ベッドも白いシーツがかかってちゃんとしている !机だって勉強できるほど大きい! あ~ エアコンがある~~~~!!!)となんだか 高級ホテルに通されたみたいに感動している自分がいた。

よしよし、ここなら暮らせそう!

前の私だったら 「なにこれ~ せこいじゃん それに20分も炎天下 歩きたくない」と言っていたかもしれない。

ついでにもう少し足を延ばして この地域では一番規模が大きく品ぞろえも豊富な スーパーで買い物をして帰った。

帰り道に見落としていたカフェも見つけ、全部が集約されているので 今迄みたいにとぼとぼ反対側のローカルなスーパーに行かなくてもいいことや とにかく いいことばかり 考えてなんだか嬉しかった。

寮に帰ったのは お昼頃で そのころ遅く起きた人たちが 洗濯をして満艦飾という風情で 洗濯物が びっしり干されていた、そしてみんなそそくさ 外出した後で午後 雨が また降り始めた、

朝一番に干してあった 私の洗濯物はほぼ乾いていて部屋に干すことができたけれど たいがいの人はもう一度晴れた日に洗濯しなおさなければならないだろう、

なんだか ささやかな幸せが いっぱい詰まった一日だった。

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