Bricoの放浪記

ガンを乗り越えて、ゆる〜〜く旅する生き方を選んだ 旅と免疫力アップの日々のブログ

教会に行ってみた、

普段 大体は朝 涼しいうちに散歩して ゆっくり朝食をとり

午後は 陽が傾き始めるまでは 日陰か自分の部屋で ネットを見たり 本を読んだり たまには勉強したりで だらだら過ごすのだけれど

ホテル友達のビディが ラウトカの教会へ行って そのあと 海行きを提案したのでちゃっかり便乗させてもらった、彼女といつも一緒のデビーと 彼女の雇った運転手と4人でプリウスで出発。

フィジーでは 日本製の中古車が幅をきかせている、安い割に性能がいいので人気みたい、あと日通交通のよどんだ黄色に赤の横ストライプの車両を使った タクシーもたくさん走っている。

私の学校付近の国道は舗装工事やり直し中で 車線規制もあり走りにくいが 一般的には気持ちのいい開けた南国のドライブウエイという感じで快適な道を走ること 40分くらいで ラウトカについた。

車を路駐してから あとは歩いて第一目的の カトリック教会へ

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南国の教会の雰囲気満々の 大きいけれどカラフルで質素なつくりの教会だった、入り口のホーリーウオーターの器も貝殻でできている。

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クリスマス前から年明けくらいまで 教会ではどこでもイエス生誕の場面を現した飾りを作るのだけれど、それも なんともフィジーらしいローカルな感じでかわいい、

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多分裸足で立ち入る祭壇に近い場所には ヤシのはを編んで作った素朴な敷物が敷かれているし、祭壇横の壁にもフィジー産のおみやげなんかによくある壁掛けが使ってあってなんとも素朴。

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ビディは一心に跪いてお祈りをしていて、私もちょっとお祈りしてから 写真を撮ったりしていたら、最初は興味なさげについてきた デビーが涙を浮かべて神妙な顔に変わっていた、 あとで聞いたら 教会の椅子に座っていたら なんとも言えない不思議で満ち足りた清々しい気分になり 自分でも驚いたと言っていた。

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そのあと 地元のスーパーのイートインで地元ならではのファストフードの店に行き 私は何やらわからないまま 揚げ物とフライドポテトを注文したらキャッサバのフライだった(芋に芋!)

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チョイスを誤っているのを見たビディが自分の頼んだ揚げ物を一つくれたが 揚げパンとさつま揚げの中間みたいな魚のすり身をスパイシーにしてドーナッツ生地と合わせたようなものを揚げて作ったものみたいだった。

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それから泳ぎに行くというビディに ”ラウトカ港からボートで行けるきれいな島があるからそこに行こう”という私の意見を”10ドル払わなくてもきれいな海がある”と一蹴して 彼女の言う 地元の人しか知りえない 幹線道路から外れた凸凹道を走って サトウキビ工場の敷地を抜けたビーチにたどり着いた あいにく 山の小学校の課外授業なのだろう、人気のないはずのビーチは 貸し切りバスで連れてこられた小学生で占拠され たくさんの生徒が海をかけずりまわって 砂が巻き上げられて濁っていた。

それでもしばらくは ぷかぷか海に浮かんだり泳いだりしてのんびりしてから ホテルに帰った。

皆様 ホテルの前が海なのに何故? って思うでしょうが、私もそうでしたが皆様がイメージするフィジーの美しい海は本島(ビチレブ島)ではなくって アイランドリゾートなのです、本島は山もあるし 無軌道な開発があちこちであり 雨のたびに海に泥水が大量に流れ込んで大体のビーチは濁っていて泳ぐ気になれないのです。

まあ、そんな感じでホテルに帰り夕食後ホテルで何となく友達みたいになった人々や今日ついたばかりの若者なども交えて レストランのテーブルで 会話していたら その若者が出身国を数えだし、そのテーブル私たちの一団だけで9か国から来た旅人の集まりだった、その若者は(ドイツ人高校生くらい)こんな風にグローバルにくだけた会話が夢だったんだ~と感慨深げに話していて、それを聞いて 私もなんだか不思議で貴重な体験をさせてもらえているなと実感しました。