ココ・シャネル
明日のスピーチトピックはMy Gratest invention です、
私に何か発明とか 素晴らしい思い付きがあるのかと自問してみても皆無です、
先生はもし自分がむつかしければ 知り合いの話でもよいと付け加えたので 友達でも何でもありませんがが 尊敬する シャネルについて原稿を書くことにしました。
シャネルと言えば ファッションに興味のない人でも知っている有名なブランドでココ・シャネルはその創始者です、
私はシャネルは単なるデザイナーではなく 偉大なINVENTORだと思っています。
そんな「ココ・シャネル」はそれまでの女性のファッションに革命を起した人なんです
第一に
19世紀末の女性はウエストを絞ってきついコルセットを着け、脚に絡まるような丈の長い服を着ていました。装飾過剰の息苦しく動きにくいものでしたが、とても豪華で贅沢なもので、エレガンスとはそういう解釈でした。
そのコルセットを取り払ったのがココ・シャネルです。
コルセットを外し 長く足にまとわりつくスカートをひざ下丈にして 装飾過剰な袖もシンプルなデザインにしたことによりアメリカの上流階級の女性を皮切りに人気を博しました。
「着飾るためではなく生きていくための服」を提案したのです。
第二に
シャネルは素材選びにも それまでの慣習を打ち破り 女性が着やすく動きやすい素材として それまでは労働階級の人の作業着に使われていた伸縮性のあるジャージで洋服を作り 流行にしました。
また シャネルの代表的なファッションのシャネルスーツの素材も それまでは女性の服に使われることのなかった ざっくりとしたウールツイードを用いることでまったく新しいエレガンスを表現することに成功しました。
第三に
シャネルは 水兵の日常着である横縞ボーダーのシャツとパンツをファッションにとりいれ 女性がパンツをはいて快活に歩くことを可能にしたのです。
それ以外にもそれまで 装飾過剰だった帽子をシンプルなものにしたり、ショートカットを取り入れたのもシャネルです。
以上のように シャネルは 服の成り立ち(構造)、素材、形状、すべてにおいて改革を成し遂げ、現代ではあまりに普通になっているファッションの土台を築きあげた人なのです。
女性が 自由に快適に動き回れる服、革新的なのに美しく自己表現できるという素晴らしいコンセプトです。
彼女は素晴らしい格言もたくさん残しています、
実際にどう生きたかということは
大した問題ではないのです。
大切なのは、
どんな人生を夢見たかということだけ。
なぜって、
夢はその人が死んだ後も
いき続けるのですから。
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私は流れに逆らって泳ぐことで
強くなったの。
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みんな、
私の着ているものを見て笑ったわ。
でもそれが私の成功の鍵。
みんなと同じ格好をしなかったからよ。
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Fine