Bricoの放浪記

ガンを乗り越えて、ゆる〜〜く旅する生き方を選んだ 旅と免疫力アップの日々のブログ

ビーチコンバ Beach Comber Fiji

フィジーは たくさんの島々からなる国で もともと人が住んでいた島は少なく 大半は水の確保がむつかしい無人島でした、ですから島々には手つかずの自然が残っていて リゾート開発の大資本が1島1ホテルの リゾートホテルを造り、たくさんの リゾートアイランドがあります、もちろんお金さえ出せば ゴージャスなリゾート&スパで 優雅に過ごせますが フィジーで生活している 留学生のクチコミで 断然人気なのが ビーチコンバです。

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私は1月にフィジーの数あるリゾートの中でも最大級という マナアイランドという リゾートに2泊し 先週 ビーチコンバに1泊しましたが クチコミはやはり正解でした。

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マナアイランドは 規模が大きいので使いもしないプールや レストランは ビーチコンバより整っていましたが 海の美しさで及ばず、コテージは老朽化が進み 敷地が広いのでレストランや散歩に行くたびに たくさんある同じ造りのコテージ群で迷子になり 無駄に歩き回らなければならず、何よりコテージからの眺めは 別のコテージでした、

レストランは目を疑うほど値段が高く離島なのでほかにチョイスがなく高くて まずいものでも食べるしかありません。

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ビーチコンバは 何よりコストパフォーマンスに優れ 私たちは手ごろな価格(往復のボートと宿泊費で一人F$200=12,000円ほど)でオーシャンフロントのコテージに 泊まることができました 目の前に 美しい砂浜と 透明な海があるのに プールで泳ぐなどナンセンス!

宿泊費に朝 昼 晩 3食と 10時、3時のティータイムの おやつも込み、シュノーケリングギアも無料で貸し出しOKです、

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コテージからすぐの海に入り そのまま足の届かないところまで 泳げば サンゴと 熱帯魚の群れる 自然の水族館です。

ちなみに マナアイランドは 交通費も 食事も抜きで一泊40,000円くらいでした(3名で)

一生に一度のハネムーンで豪華に過ごしたいという方 マナアイランドも ビーチコンバもお勧めしませんが 納得できる価格で 美しい離島を訪れたいという方には ビーチコンバをお勧めします。

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以下にフィジーってどんなところというタイトルで以前に書いた記事を編集して貼り付けます フィジーについてもっと知りたい人は目を通してみてください。

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フィジーは紀元前からメラネシアポリネシアの混血でフィジー民族が形成されていましたが1643年に オランダ人がフィジーを確認、その後イギリス人が キリスト教を布教し 銃を持ち込んだためフィジーの混乱の時代が始まりました、
この混乱を治め フィジー諸島を統一したザコンバウ王が キリスト教に改宗、
1874年 イギリスにフィジー譲渡を申し入れ その後100年ほどのイギリス植民地時代が始まりました。
イギリスは植民地でサトウキビ栽培のプランテーション経営をはじめ 労働力としてインドからインド人を多量に送り込み、その子孫たちが現在フィジーの人口の約40%を占めています、
もともとのフィジー人は気候も良く 食べるものにもさして困らず、コミュニティの中で助け合いの精神が強く、なんでも平等で分け合う平穏な民族なので あくせく働くという気風がないのが特徴で、よくも悪くも呑気で陽気な人達なのです、一所懸命働くインド人とは違ういます。
政治的には多数を占めるフィジー人が政府の要職を占めていますが 経済は圧倒的に 勤勉で お金もうけの上手な インド人が握っています 当然の結果として 両民族の間に対立が存在しています。

そしてもともとは経済格差がなく貧しくても平和に暮らしていた人々の間に観光という一大産業によってもたらされた格差が存在し、
フィジー本土には南の楽園というイメージからかけ離れた現実があります。