Bricoの放浪記

ガンを乗り越えて、ゆる〜〜く旅する生き方を選んだ 旅と免疫力アップの日々のブログ

語学留学 学校選び フィジー、マルタ

私は英語が得意というわけではなく それでも海外を旅行するのには 困らない程度の会話はできていましたが 昨年夏の間 3か月間ヨーロッパに滞在し 現地で友人ができると 少し深い話や 考え方の違いなどを 語る場合 自分の英語力では会話が 成り立たず 特に相手の誤解などを正したいと思っても うまく説明できなくて悔しい思いを経験しました、もっと英語を話せるようになりたいと考え

12月から3月まで ほぼ4か月を フィジーの語学学校で 過ごしました。

フィジーの 学校を選んだ経緯は 単純で 日本が冬の間 温かいところで過ごしたい できれば南の島の語学学校 という感じでネット検索して出てきたフィジーの語学学校を見つけ、

1⃣その他の地域の語学学校より格安である

2⃣英語が公用語なので英語漬けの毎日が送れる

という説明を見てこれだと思いすぐに決めてしまいました。

実際に留学してみて 留学斡旋窓口ではデメリットについて何も説明されないという当たり前のことをひしひしと感じ 自分の軽率さにも大いに反省しました。

4か月のフィジー生活で英語力も少しは上達して日本に帰ってきましたがもう少し伸ばしたいと思い現在次の滞在先を検討中です。

これからフィジー留学を視野に入れている方に私の経験から お伝えできることを書きます。

あくまでも私の私感ですが 何かのご参考になれば無駄ではないかと思います。

メリット

1⃣ほかの語学学校より授業料が安い

確かに単純にほかの国と比べれば授業料は安く感じます、フィジーは日本に比べれば一般の人の生活レベル・所得額は4分の1くらいなので フィジー人の人件費も当然安く学校経営の経費も安く済ませられるので安いのは当然ですが 貨幣価値を考慮に入れればさほど安いとは言えません。

2⃣英語が公用語

フィジーはイギリスの植民地であった歴史があるため英語が公用語で小学校から英語を習うためほとんどの人が英語を話せます

道を歩いていても 時々現地の人話しかけてきてくれたりしますし、何か困ったことがあったとしても英語で解決できます(問いかける方の英語力にもよりますが)

ただ 家庭レベルではフィジー人はフィジー語を話しますし、フィジーにたくさんいるインド系の人々はヒンディー語を話します、ですからホームステイしても普通に英会話の練習ができると思うと当てが外れます。

3⃣美しい海に囲まれている。

フィジーにはほんとに美しいビーチリゾートが沢山あります

しかし語学学校のあるビチレブ島(フィジーの中心の島)の海岸はほとんどが濁って皆さんのイメージするフィジーとはかけ離れています、

美しい海を見たい場合は土日を利用してアイランドリゾートに出かけてください。

4⃣日本人経営の学校なので生徒のほとんどが日本人で安心

(この点は私はデメリットと感じましたが)人によっては海外でいきなり外国人だらけの中で留学するのに不安があるという人にとっては安心材料のようです。

日本各地から来た日本人どおし 友人を作り同じ留学体験をして貴重で楽しい時間を過ごせたという生徒はたくさんいます。

デメリット

1⃣日本の日常を普通と思って育った人に発展途上国で暮らすというカルチャーショックは避けられません、

衛生意識の欠如、時間厳守できないetc.

2⃣滞在設備の不備

私は4か月の滞在期間中 寮に3週間 リゾートホテルに2週間(ニュイアーホリデー期間中)一般低価格ホテル滞在4週間、ホームステイ9週間 と経験しましたが

寮の設備の劣悪さはひどいものでした

私は格安旅行でアジア等の安ホテルに滞在の経験があり何とか対応できましたが 初めての海外で寮に入った若い女の子の中にはフィジーに着いてすぐに 耐えられないと留学を断念して帰国した人もいましたし 留学途中でギブアップする人もいました。

3⃣ホームステイの不安

フィジーにはフィジー人の文化でケレケレという共同所有の文化がありホームステイ先でものが盗まれる(勝手に使われる)ということが頻繁にあります、多少のことなら目を瞑るということで 済ませてしまいますが 私の同級生は現金をトランクに入れて鍵をかけて登校していたところトランクのカギを壊してフィジーでの生活費として持っていたお金を全部取られてしまったという人もいました。

4⃣ホームステイ先で英語の会話ができない

基本フィジー人は英語が話せるということですがホームステイ先で必要最小限のこと以外理解できない言語で家族どおし話していて英会話の練習にならないというホームステイ先も多いという話です。

5⃣物価のバラツキ

フィジーは物価が安いので生活費が安く済むと渡航前に言われましたが地元の人の行く市場などの価格は本当に安いのですがレストランや外国人相手のお店は安くありません。

6⃣海を楽しもうとするとお金がかかる

先にも書きましたがフィジー本島の海はさほど美しくなく フィジーと聞いてイメージするパラダイスは離島リゾートです 

だいたいの離島リゾートは1島1リゾートホテルで成り立っているのでどこも競争がなくホテルもレストランも価格設定が驚くほど高いです、往復の船も運賃が高く設定させていて島のホテルに滞在するとホテル併設のレストランで食事するしか選択肢がないのでせっかくフィジーに来ているのだから海を経験せずに帰るのはもったいないですが 留学の滞在費用が 結果高くついてしまいます。

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それでもフィジーの海はいく価値のある海だと思いますし

フィジーの人々のホスピタリティーというか 人々の独特の温かさは経験して虜になる人がいることも事実です。

私の通った学校の職員には2年間かけて世界一周して最後に住み着いたのがフィジーという人もいました

それだけの魅力のある島ともいえます

 

 

世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論

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現在私はマルタ島留学を考え前回の失敗を繰り返さないためにも慎重に資料等検討しているところでマルタについても分かっている範囲でお知らせするつもりですが今日はここまでにします。