パリから足を延ばしてブルージュ、ゲント、アントワープ、キンデルダイク、アムステルダムへと列車の旅
1日目は
パリ北駅から タリスという列車で 水の都ブルージュへ
ブルージュは 中世の街並みが保存されていて天井のない美術館とも呼ばれている街で、世界遺産に登録されています。
駅の近くのホテルに二泊部屋をとり、ブルージュ散策 駅から旧市街に歩いて10分もかからずにたどり着けます、
ブルージュの街は街並み保全の取り組みが 良くなされていて街中に無粋な看板など見当たらず アップルストアも小さなリンゴのマークの看板だけが 表に向かってかけられていた、なにより 車の侵入が禁止になっていてゆっくりと歩いて散策できるのがいいですが、運河をボートでめぐるのも水上から町が眺められます。
大小 見るべき教会はたくさんありますが 私のいちおしは市役所広場の近くの聖血礼拝堂です ↓
こじんまりとした礼拝堂ですが 心洗われるようで 私は二日続けて訪れ、二日目には(運よく?) この礼拝堂に保管されているキリストの血が収められているというガラスの容器を見ることができました。
三日目、
インターシティという電車で ゲントへ
ゲントは中世には ブルージュと並ぶ商業の盛んな都市だったのですが、ブルージュの後でこの街を訪れるとせっかくの街並みが無計画にリノベーションされていたり古い建物の屋根の上にピンクの像のバルーンがあったり、一階部分が派手な商店になっていたりがっかりさせられます。
フランドル公の居城 という所にも行きましたが城の後ろ側などメンテナンスされておらず壊れかけていて無残な姿をさらしています。
そのフランドル公居城は内部が 拷問博物館になっていて中世の拷問器具や処刑器具、兵器などが飾って会って来訪者も少ないので薄暗い城の中を一人で歩いて回っていると少し不気味な所もありました。
ゲントを見終わって街にはあまり惹かれるものがないので早めに次の目的地アントワープへ、早めにアントワープに着いたので翌日見るつもりだった旧市街を散策。
四日目
アントワープは駅近くはダイヤモンドの店などが 立ち並び興味をひかない街で 旧市街にはブルージュ・ゲント・と続く中世ギルトの都市の風格があるけれどもすでに食傷気味で翌日は三日目に夕方で入場できなかった大聖堂を見にもう一度旧市街まで出かけましたが 早々に次の目的地アムステルダムに行こうと午前中の列車に乗ることにしました。
この日予定より早くアントワープを出発し、列車の乗り間違えによりロッテルダムで下車しなければならない事態になり、それならば 以前から興味があった オランダの世界遺産 風車の村 キンデルダイクに急遽訪れることにして、キンデルダイクの荒野に屹立する 風車を見ることになりました。
(キンデルダイクを訪れた顛末は別のブログに詳細がありますのでそちらもお読みください)
四日目の夜遅くアムステルダムに向かい
五日目
宿泊はアムステルダムのオステルドックという昔からの港(ここも世界遺産に登録されている)に浮かぶ船のホテルに宿泊
六日目
アンネの家 と この日から始まる アムステルダムのオープンガーデンデイズというイベントで 普段は入ることのできない個人の邸宅やホテルやとにかく通常は建物が道路に面していて旅行者からは見ることができない庭を年に3日だけ解放する日で そのイベントチケットを手にアムステルダムで合流した友達と一緒にオランダ庭巡り。
それぞれ趣向を凝らした庭をそぞろ歩き、オーナーから説明をしてもらえることもあり観光とは一味違ったゆったりとした時間を過ごすことができました。
七日目
この日の事件は また別のブログにあります。
この日友達が引ったくり事件に、、、
最終日
夕方アムステルダム駅からパリ行きのタリスに乗りましたが、帰りは航空機で帰れば良かったかな?一週間の列車の旅でした。