東京のど真ん中で見つけた穴場
先日 二年ほどしか使ってないパソコンを買い替え、
日本に一時帰国している友達が パソコンを持ち帰っていないので 調べ物をするのにやっぱりスマホだと不便 と言っていたので スペックは低いものの 検索する程度なら何の問題もないので 使わなくなったパソコンを彼女にあげました、
そのお礼をしたいと食事に誘ってくれて 御成門の近くの高層ビル47階の和食レストランでちょっと豪華な松花堂弁当を御馳走になりました。
見晴らしのいい大きな窓からぐるっと遠くを見渡し下をのぞくと 隣の高層ビルとの間に 寺社の屋根らしきものが 緑に取り囲まれるようにあり
、ゆっくりと食事を済ませた後で 入れないかもしれないけれどあのお寺さんに行ってみようということになり 歩いて正面に回ってみると立派な山門があって 幸いにも 門は閉じていませんでした、階段を上がると 普通 山門に一体づつ左右にある仁王像が二体づつ 計四体のお出迎えでした 境内に入ると 大きな青紅葉が陽を浴びて緑を輝かせていて ここが本当に東京のど真ん中なのかと思うくらい静かで人もいない、そしてどこからともなく水の流れる音がしていました。
鐘楼を見ようと左に折れて進んでいくと途中交差する石畳の小道の下から水の音が聞こえます 暗渠になっていて石畳の下を水が流れているらしい、本堂に進む道にも横切るように水路はあって透き通ってきれいな水が勢いよく流れていました、そして本堂に向かって左側にお堂(禅堂でしょうか?)がありその向こうの石垣に勢いよく水をはいている龍が見えました、
お堂わきの水路伝いに龍のほうに向かうと水の音は大きくなりシャーシャーと吹き出す音に加えてぼこぼこ、ゴトゴト複雑な音?
龍の傍に近づけば音の正体判明 龍の傍に湧き水がありその勢いが強くて湧き出してくる水の音のボコボコと 水勢に動かされている水中の漬物石ほどもある大きさの石がぶつかり合ってゴトゴト音を立てていました 確かにすぐ近くに愛宕山がありますがそれにしても山と名付けるには小さいし低い、しつこいけれどここは東京のど真ん中!
ちょっとした穴場発見
ひとには教えたくないという気はするけれど私のブログを読んでいる人の数など微々たるものだしわざわざ行くかといえば 否 なので書きます 『青松寺』です 愛宕山の旧NHKを見学に行くか東京タワーで何かイベントがあって行くか何かのついでに時間が余ったら足を踏みいれて一息つくのもいいかもしれません。
青松寺を見た後 ぶらぶら歩いていたらプリンスホテルでアンティークフェアをやっていたので夕方までそこで時間をつぶしてしまい、その日 成田のホテルに移動して翌朝の飛行機でイタリアに戻るという友と別れました。
高層階からの東京の眺めとその足元にあったお寺の静寂な風景 そして洋の東西いり混じっての骨董品屋さんが集まったイベント
視覚の非日常がたくさん詰まった一日でした。