#モレ・シュル・ロワン 行きかた #Moret-sur-Loing
モレシュルロワンへは 去年の1月に初めて訪れて以来4回目です、なぜそんなに何度も?と思われるかもしれませんが 印象派の画家シスレーが晩年を過ごし ここの風景を何枚も絵画に残していることでも有名ですが
絵画になっているか いないかなどではなく優しく心癒される風景がそこにあるからということに尽きる感があります。
初めて行った時は 途中から雲行きが怪しくなっていたのですが ロワン川にかかる橋を渡っている時に 冬とは思えないような激しい雨が降り出し 橋の途中から降りられる昔の水車小屋を利用した休憩場所に避難雨宿りをしましたが 一向に雨が止む気配もなく 寒くて また雨の中来た道を戻ってカフェに入り スチーム暖房のラジエーターに張り付くように暖を取りながら長居をしてしまい
季節の良いときに来たらどんなに素敵な所だろう
という思いでそのあと5月に兄夫婦と同行して訪れ、(この時も途中から雨が降り緑は美しかったのですが あまり歩き回ることもなくパリに戻りました。
そして8月、天気が上々の日を選んでいそいそと出かけ、ほんとうに美しい景色を堪能できるはずでしたが その数週間前に降った雨の為 ロワン川にかかる橋や水車小屋に大量の流木やごみが流れ着いていて橋沿いの景観は 台無しでした。
しかし モレシュルロワンの村の中、ロワン川沿いの道、気持ちの良い散策ができました。
前置きが長くなりましたが モレシュルロワンの行き方
ガレ・ド・リヨン駅(Hall1)から MONTEREAU行き 又は LAROCHE MISENNES行きに乗車 MORET VENEUX LES SABLONS で下車
駅からの道は ネットで調べると多くの情報に 駅裏側の道を左に道なりに進み(途中道が左に湾曲しますが)ひたすら道なりに歩くとロータリーに出ますのでそこを右折するとモレシュルロワンの入り口のサワン門が見えますと書いてあって 私も過去5回そちらの道を歩きましたが前回グーグルマップで確認するとどうもモレシュルロワンと駅は直線方向にあると気が付き帰りの道 ロータリーを直進してみたら駅に出ました。
文章で表現するのはむつかしいですがモレシュルロワンの駅はパリにつながる線路と操車場のような線路が沢山ある施設の間に駅舎があり パリから着いたら地下通路に降りてすぐ最初の階段を上がると線路と線路の間にある駅舎に出られますが うっかり地下通路を進むと裏口に出てしまい 結果遠回りでモレシュルロワンに行くことになります。
ということでモレシュルロワンの駅の前の道をひたすら直進するとロータリーが見え その先に サワン門が見えます。サワン門の手前左側に観光局のオフィスがあります
ここで日本語の地図をもらえますがあまり見やすいものではないので事前に何か資料をそろえておいた方がいいかもしれません、ちなみに裏通りなど歩き回ることが苦にならない方でしたら 小さな村なので見つけられます。
サワン門から入ってグランド通りをまっすぐ歩けば5分もしないうちに村の出口のブルゴーニュ門に着きますそこを出るとロワン川の美しい景色が待っていて橋から水車小屋の風景が眺められ また川沿いの道を下っていくのも気持ちのいい散策路です。
川に直行せずに村の中を散策するのなら グランド通りを少し歩いたところに村の役場前広場があって振り返ると木組みの美しい古い建築物や 村役場、郵便局などがあります、
村役場の横にある通路を抜けると 村役場の裏手にフランシスコ1世のファサードという古い建物の一部が残っています(ちなみにフランシスコ1世という方は1515-1547年に存在した人みたいですが詳細は分かりません)
そこから裏通りを通って教会までたどり着くか もしくはさっきのグランド通りに戻り
ブルゴーニュ門の2つ手前の道を右に曲がると シスレーが何枚も描いたモレシュルロワンのノートルダム教会に着きます、教会の次に大麦飴ショップもあります。
シスレーの教会
大麦飴ショップ
(ちなみに 2017年9月現在 教会、大麦飴ショップ、その隣の木組みの古い建物は修復作業中で見ることができません)
教会と大麦飴ショップの間の道を通り一つ裏手の道を右にすすめば シスレーのアトリエ、住居あとに出られます。
まだ補足情報があるのですが
とりあえずアップします。