Bricoの放浪記

ガンを乗り越えて、ゆる〜〜く旅する生き方を選んだ 旅と免疫力アップの日々のブログ

キャラバンサライ 驚き!

コンヤからカッパドキアまでの道で かつてのシルクロードの上にできた高速道路を爆走

この道は約700キロ だだっ広い平原を ただひたすら一直線に突っ切る高速道路です。

途中で14世紀に造られたスルタンハヌキャラバンサライ というキャラバンサライの横にある駐車場でトイレ休憩、

多分子供のころ見たハリウッド映画などからイメージされていたちょっといかがわしく安っぽい隊商宿とは全然違う 巨大で立派な城塞のよう!

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デカイです入り口も立派

 

バスに乗っていたほとんどの人は駐車場にあるお土産物屋で時間を潰していたが  

修復中だったけど入場料を払って中に入ってさらにすごさにビックリ

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多分 沢山のラクダを留めるための広い中庭と両サイドに仕切られた個室が並び (一つ一つそこそこの広さ 奥行きがある、)

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中庭の奥の入り口の奥には沢山の柱が並ぶ巨大な空間が!

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全体を画像で伝える事が出来無いのが残念です。

 

(ガイドさんから聞いた話です、)

13世紀 セルジュクトルコの時代のアラーティーという王様が戦争に明け暮れるより 交易に力を注いだ方が国が豊かになる近道だと考え 隊商の為のキャラバンサライを30〜40キロ毎(ラクダが一日で進める距離)に整備して 各キャラバンサライの宿泊費は 食事も含め 三日間無料にし、兵隊はキャラバンの護衛として働かせたということです。

 

実際にはその後も 戦いはあったらしいですけど 

素晴らしい施政者だと感心しました。