マルタの世界遺産 巨石遺跡 Hagar Qim と ブルーグロット ついでにバレッタにも行ってみた。

マルタには バレッタという 16世紀の 要塞都市のほかに　紀元前２４００年から２８００年の 間に 造られた 巨石を積み上げた 神殿があり　（１９８０年）世界遺産になっています。

マルタで過ごす週末は これが最後 なので ぜひとも 見ておこうと 思って　行き方を 先週 学校の レセプションの 人に 教えて もらっていた のだけれど 彼女は 学校近くの ペンブロック・パーク＆ライド という バス停から ２０１番の バスで 行けばいいと 教えてくれた　下見に行ったところ ２０１番の バスなどない！ 旅行社の バスツアーで 行くという手もあるけれど　もったいないし グーグルで あれこれ調べたら ２０１番の バスは　Z1番で 空港の パーク＆ライドで 乗り換えということが 分かったので　今日は 午前中から バスで 出かけた、マルタの バスは ものすごく 長距離を 運行するので 当然のように ハンパなく 遅れる、しかも 本数が 少ない Z1番のバスも ２０１番のバスも １時間に１本しかなくて しかも空港のパーク＆ライドではなく Z１番は　空港の手前で乗客を降ろしてしまい、広いバスターミナルをさがしてみたけれど２０１番のバス乗り場がない、止まっていたバスの運転手に聞いてみたら　ここではなくて空港から出たところにバス停があるという、

言われた方角に 歩いて行ったけれど それらしいものが 見当たらない、空港に 戻ってツーリストインフォメーションを 探し ビルの二階にあるオフィスで 聞いてみたら 先ほどバスの 運転手が 言っていた方向に さらに進んだところに 行くように 言われ 離れた幹線道路沿いのバス停をやっと探し当てた。

待ち時間に運行表を 見ていたら  目的地の  Hagar という バス停の 前に Grotto という バス停があり、これは 地図で見たブルーグロットという 海岸が 侵食されて 洞窟のようになっている 海辺の観光地に 違いないと思い　そこで 途中下車を することに 決めた。

Grottoは 思った通りの 景勝地ではあった ものの、陸地からは 見れなくて ボートに 乗らなければ ならなかった、私は朝うっかり３０ユーロしか財布に入っていなくて出発していて　ボート代８ユーロは 予測外の 出費でこれで もし Hargar Qim の入場料金が 払えなかったらどうしよう？と思いながら ボートに乗った。

海から 見ると 切り立った 断崖絶壁が 続いており 浸食洞窟は あちこちに あって　結構深く 地層を 削って中まで 入れる 洞窟や　穴が 開いてしまって 天然のトンネルに なっているところなど　フォトジェニックな 所は たくさんあったのだけれど　ボートで座った 位置が 海岸側ではなくて 外海側だったので 他の観光客の 後ろから 写真を撮る 羽目になり 時々 立ち上がって シャッターを きったけれど 揺れが 激しいので うまく撮れないし 危ないし アイフォン 海に落としても 困るので あまりいい写真は撮れませんでした。

 

バス停に 戻ったら 20分以上 待ち時間があったので 近くのカフェで ビールを飲んで 時間をつぶし、Hagar Qim へ。

マルタに 来る前に 日本で 世界遺産の ビデオで見ていたのだけれど、巨石遺跡という 言葉により頭の中に 描いていたものより 実物はこじんまりしていて　何より ビデオでは 荒野に 忽然とある 遺跡の 映像だったのですが　現在では 遺跡の上に 巨大な テントが 張られていて（保護のためには仕方ないのかもしれませんが）青空の下で見れたらよかったのに・・・というのが 感想です。

実物の 遺跡に 着く前に　入り口にミュージアムがあり　３D眼鏡をかけて遺跡の 説明映像を見たり、資料や ジオラマを見たりしましたが

 

なぜかマルタの遺跡の出土品のふくよかな像のポスターに　力士の姿が・・・

 

　ミュージアムから 遺跡までは 距離があり　またその先の 遺跡までは　かなりの距離が ありました しかも 帰りはず～っと続く上り坂でした。

 

帰りのバス停に戻ったら バスの本数が１時間に１本で しかも時刻表通りには来ないのでしばらく待っていたけれど来そうにないので　やっと来たバスが バレッタ行 だったので それに乗り込み ついでにバレッタにも 立ち寄って

食事はできないけれど メロンのシャーベットを食べて　帰りました。

盛りだくさんな一日。でした。

 

おまけの画像。バレッタの入り口付近の大きなミュージアムで盆栽展やっていました。