パムッカレ 石灰棚
子供の時からいつかは行ってみたいと思っていた石灰棚
前日、朝 皮工場に行って そこから バスで30分の
エフェソス遺跡
アルテミス神殿
バス3時間
アフロディシアス遺跡
バス3時間でパッムッカレ
全く平坦なところのない広い遺跡を12000歩以上歩き バスで7時間シェイクされて 夕方パムッカレに着いた、到着前からガイドは 明日の予定が詰まっているので今日のうちにパムッカレの石灰棚を見てしまいましょう と言ってバスはホテルのあるふもとの町を通り過ぎて石灰棚の山に向かった、もうみんな疲れ切っているしこの日のホテルは温泉プールがあるからそれも楽しみにしていたのに ガイドは客のコンディションなどお構いなし あまり文句を言わない日本人ばかり乗っているので みんな疲れた目をして見合っているだけなので 私は多いっ切り「夕方の光の中で石灰棚を見たって きれいじゃないし ホテルでプールにも入れないじゃないの!!!」と抗議した それでもバスは石灰棚に向かって走り続け、私一人ぶつぶつ言い続け だんだんバスの中の乗客も不機嫌な顔つきになったころ 石灰棚が見えてきて その丘の稜線にびっしりと観光客のラインができているのが見えた、人が多すぎて大渋滞になっている! さすがにガイドも これからあの丘を登るのは 無理 と思ったのか 皆さん今日は人が多すぎるので明日の朝 又来ましょうと言ってバスをUターンさせた
パムッカレは温泉地帯で石灰棚も石灰分の高い温泉が流れ長い時間の中で棚状の地形を作りだしたのだが 少し離れているところの温泉は鉄分が多くて茶色をしていて、一番上の温泉が噴き出しているところから下に行くほどぬるくなっている、
私は2段目あたりのちょっと熱めの湯に浸り 底には泥が沈んでいて手ですくって温泉泥パックを顔に塗り 大満足
もんのすごく疲労がたまっていたけれど温泉のおかげで楽になった。
石灰棚のあるところより上にあるヒエラポリスという遺跡
前に見たベルガモン遺跡の近くにあった病院施設に人が集まりすぎ 温泉地のここにベルガモン王が新たに保養地として総合医療施設を作ったという説明を聞いたが
多分紀元前190年というのが正しいのではないかと思うけど ネットでしらべると まちまちで 何よりひどいのはウィキペディアに2世紀にローマ帝国の保養地として作られたと記述がある。インターネットの知識はあてにならない!
ヒエラポリスは広大で遠くから眺めただけでした。
石灰棚は・・・・・
以前に 観光客が増えすぎて 危機的状況にあり 入場規制になっているというのは聞いていましたが 残念ながら 石灰分の高かった温泉が枯渇し始め 流す量を制限しているとのことで 大半涸れていて 山頂近くの一部分だけにお湯が流れていました
ここに青く輝く水が溜まっていたらどんなに美しく感動的かと・・・・
けっこうガッカリです。
それでも素足になって入れるところもありました。
(白状すると、水の色は少々調整しました)
水が張られていない石灰棚のところで、歩道しか歩いてはいけないことになっているのに中国人の観光客が土足で石灰棚に入り込んで写真を撮っていて、警備員が遠くから叫んでいました、こちらの人から見たら中国人も日本人も見分けがつかないのがくやしい!
ヒエラポリスの崩れた遺跡が底に沈んでいる自然なプールです。
泳いでいる人がなるべく映らないようにと場所を選んだら底の石柱があまり写っていませんでした。
●石灰棚のお湯を流す場所は周期的に 変えるらしいので 運が良ければ中央の部分に水が溜まっているところをみられるかもしれません。
以上、わかっていたけど だいぶガッカリなパムッカレでした〜