Bricoの放浪記

ガンを乗り越えて、ゆる〜〜く旅する生き方を選んだ 旅と免疫力アップの日々のブログ

個人旅行って 時々大変!

ずいぶん前に インドを旅した事がある、インドの最南端のケララ州まで行ってそこから数カ所立ち寄りながら ニューデリーまでの旅で まったくメジャーでないところにも足を踏み入れ、

バス移動、船での移動、寝台車移動、大変でもあったけれども貴重な体験を沢山した。

帰国してから 知り合いにあった時にインドに行っていたという事を話したら

え〜っなんでインドなんか?私お金をもらっても行きたくない!

と 汚い物でも見るような目で吐きだすように言われたことがある。

ツアーでキレイなところだけ見て旅行社の用意してくれた通りに移動して 足早に通り過ぎるだけの旅行でも いいのかもしれないけど

私は やはり自分でプランした旅、現地の人々と触れ合い、たまにはボラれたり、計画通りにいかなくて アタフタしたり、そんな記憶に残る旅がしたいと いつも 思っているけれど、、、

昨日の移動は、ちと 大変だった。

ハロン湾からニンビンへの移動で

ニンビンは2014年にユネスコ世界遺産に登録されたばかりで まだメジャーな観光地になっていないし交通網も整備されていなかったりで、普通はハノイからツアーを利用して来るのがまっとうなところ、ハロン湾からニンビンまで地元のバスに乗って来たら、エラく大変だった!

調べたところではバイチャイバスターミナルから四時間という事で、朝五時と11時半の2便しかない

ホテルのフロントはバスに乗れないこともあるから車をチャーターしたほうが良いと 営業するので朝9時半にはバスターミナルに行ってバスを待った、

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時間前からバスには乗り込み 私は出入口そばの席に座った、バスと言ってもマイクロバス それもかなりの年季が入っている!狭い車内に椅子と椅子の間隔が狭く椅子の幅も狭いし 

やれやれ これで四時間😨

 時間通りにバスは発車し、この後、えっえっ〜という事てんこ盛りでニンビンへと走るのでした。

バスは途中バス停でもない所で乗客を乗せ、路肩に立っている人をみつければ速度を落として声をかけ、おまけに荷物とお金を受け取ったりもしている、どうやら 配達業務もやっているらしく 乗務員の携帯は頻繁に連絡が入っている、

人が乗って来て席がないと板を椅子と椅子の間に渡してそれに座らせ 、そのうち もう乗れないだろうーというくらい人も荷物も積んでそれでもまだ 小さな子供づれの家族を乗せて 子供はなんと積み上げられた荷物の上に座らせて

乗務員はステップの所に立ち、さらに えー!

建築内装用だろう 20リットル入りくらいのペンキのバケツが8個、乗務員は通路に座っている客を立たせてバケツを乗せて、客は今度はそれに座らせて 座席板回収。

突然、私の足を掴み上げ シートの下に穀物袋のような物に詰まった荷物を押し込まれ私の足は乗降口のステップの所に宙ぶらりんになり、荷物や人の上げ下ろしのたびに邪魔モノになる。

一時的には大人の客も荷物の上に立って天井に頭がつかえた状態になり、よくテレビで車に何人乗れるか 挑戦!みたいな感じになって 

減ったかと思えばまた増えで バスは配達もしながら あちこちで停車して

2度目のトイレ休憩でバスが停まった時

私ははっきりと このバスが定時にニンビンにたどり着くことは無いと悟った。

ニンビンへの道は観光ルートとしての整備がまだだという事が休憩所を見ても判る。 

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( グレィのちっちゃなミニバスがわたしの乗ったバスです)

休憩所の売店ももっぱらベトナム人が帰省する時のお土産物が売っているし当然バスも売店も英語なんかまったく通じない。

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話では聞いた事があったが、トイレの境の壁が1メートルも無くて、一応しゃがみこめば 本人は隠れた感じはあるのかもしれないけど!

上からのぞいたら丸見え‼︎

おまけにドアはまともなのは3ブースだけだった。(かつての中国というかベトナムも今でも田舎はこんな感じ?)

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そんなこんなで 五時間半かけてニンビンに到着

一定の速度で走ってだったらまだ疲れは少なかったと思うけど、頻繁に急ブレーキをかけたり なにしろスクラップ寸前のオンボロなので 揺れも激しく 疲れた 疲れた!

ニンビンバスターミナルに到着したら 早速 ぼったくりタクシーの運転手が近づいてきて 多分正規料金の4倍くらいを吹っかけてきて 高いとは言ったものの、値下げ交渉をする元気もなく もういいやと 悪徳タクシーに乗った、

しかも そのタクシーが連れて行ったのは同じ名前のホテルパート2で パート2に入って違うと言われた時には へにゃへにゃと 崩れてしまいそうだつた。

パート1までの道を聞き、信号のない大通りをトランクを引きずって渡って チェックイン出来たときには 何で好き好んで 面倒な旅をするのか?と我ながら 問いかけた。

 

ま、こんな日もあるさ

2018年1月2日 でした。